(パリ中央社)パリ・パラリンピックは8日(現地時間)、閉会式が行われ、12日間の日程を終えた。台湾勢は卓球やテコンドーでメダルを獲得し、最終成績は銀3、銅2の計5個だった。
卓球では出場した選手4人全員がメダルを手にした。女子ダブルス(立位20)の田暁雯・林姿妤組、男子シングルス(車いす5)の程銘志、男子シングルス(知的障害)の陳柏諺がそれぞれ銀メダルに輝いた。田は女子シングルス(立位10)でも銅メダルを得た。テコンドーでは男子58キロ級(上肢障害)に出場した蕭翔文が銅メダルを獲得した。
閉会式では卓球の陳と田が旗手を務めた。
教育部(教育省)体育署の洪志昌副署長は大会を振り返り、メダルを獲得した選手以外にも、バドミントンの胡光秋選手がベスト8入りを果たして競争力を見せた他、アーチェリー男子の曽隆煇選手やパワーリフティング女子の林資恵選手はそれぞれ5回目、6回目のパラ出場で、敢闘精神を発揮して人生をパラスポーツにささげたとコメント。陸上女子(やり投げ)の劉雅婷選手や柔道男子の張少豪選手は、台湾のアスリートのためにチャンスをつくり、パラスポーツにさらなる可能性を与えたとたたえた。