(パリ中央社)パリ五輪の重量挙げ女子59キロ級で銅メダルを手にした郭婞淳。リオ、東京大会に続く3大会連続のメダルを獲得し、五輪で台湾勢として史上初の快挙を達成した。だが試合後、取材に対し「みんなをがっかりさせてしまった」とこらえきれずに涙を流した。
リオ大会は58キロ級で銅、東京大会は59キロ級で金だった。現在30歳。同階級の今大会出場選手としては2番目の高齢になる。郭は「自分のピークは過ぎた。今できるのは訓練と回復に励むことだけだ」と笑う。
今大会は腰と太ももの故障を抱えて臨んだ。今回の試合は「完璧ではなかったけれど、現実的だった」と率直な気持ちを明かした。