(パリ、台北中央社)パリ五輪第10日の4日(現地時間)、バドミントン男子ダブルス決勝が行われ、台湾の李洋・王斉麟組が2大会連続で金メダルを獲得した。台湾のメダル成績は金1、銅2の計3個となった。
▽バドミントン
男子ダブルスの李・王組は決勝で中国の王昶・梁偉鏗組と対戦。第1ゲームを21―17で先取するも、第2ゲームは18―21で落とした。最終第3ゲームは終盤、1点差まで追いつかれたが、21―19で制した。台湾勢の金メダルは今大会初。五輪のバドミントン男子ダブルスでの2連覇達成は史上初となった。
▽ボクシング
女子57キロ級の林郁婷がブルガリア選手に判定勝ちして準決勝進出を決めた。ボクシングは3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定した。準決勝は7日に行われる。
▽ゴルフ
男子は最終ラウンドが行われ、東京大会銅メダルの潘政琮は通算8アンダーで18位タイ。兪俊安は通算4オーバーで52位だった。
▽陸上
男子走り幅跳び予選で、林昱堂は7メートル70で22位となり、敗退した。五輪の走り幅跳びに台湾の選手が出場するのは2012年のロンドン大会以来12年ぶりとなった。
▽カヌー・スラローム
カヤッククロスの男女予選が行われ、男子に呉少璿、女子に張筑涵が出場。呉は予選8組で3位、張は予選4組で4位となり、各組上位2位が進出できる準々決勝には進めなかった。