(台北中央社)台湾プロ野球(CPBL)が24日、「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に出場する代表メンバー26人を発表した。
今大会は24歳以下か入団3年目以内の若手が対象で、使用可能なオーバーエイジ枠(29歳以下)は3人まで。代表メンバーのうち東北楽天ゴールデンイーグルスの投手、王彦程を除いた25人は全て台湾プロ野球の選手で、前期優勝の統一ライオンズから2020年の首位打者、陳傑憲外野手など6球団で最も多い7人が選ばれた。
年間勝率最下位の富邦ガーディアンズからは守護神の曽峻岳ら6人が選出。曽は最速157キロを投げる右腕で、その投球を9月訪台した北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(GM)が複数回視察した。
プレーオフ進出が決まっている年間勝率3位の楽天モンキーズと後期優勝の味全ドラゴンズから各4人、中信ブラザーズから3人、来年の1軍参入が予定されている台鋼ホークスからは1人が代表入りした。
大会は11月16日東京ドームで開幕し、台湾、日本、韓国、オーストラリアの4チームがアジア一を争う。