(桃園中央社)台湾版甲子園「黒豹旗」は21日、北部・桃園市などで予選トーナメントが行われ、高雄女子高校(高雄市)が私立大同高校(台北市)に0-24の三回コールドで大敗した。
11回目を迎える同大会に女子チームが出場するのは初めて。先発した1年の劉姝榆が2回1/3、20失点(自責点10)で敗戦投手となった。が、初回を2奪三振無失点に抑えるなど104球を投げ込み、アウトを取るたびにベンチやスタンドから歓声が上がった。
中学時代、長距離走を中心に陸上を約2年やったものの、日本の野球漫画「メジャー」や「ダイヤのA」を読んだのをきっかけに野球選手を目指すようになったという。
この日は劉の他、捕手を務めた2年の許湘宜も好プレーを見せた。二回にチーム初の安打を放った後、相手の失策などで三塁まで進んだ。宋建霖コーチは「予想を上回る出来だ」と選手らをたたえた。また「今回はもっと良くなると思う」と太鼓判を押した。