(台北中央社)台北市で4日から開かれていたアジア最大規模のICT(情報通信技術)産業見本市「コンピューテックス」(台北国際電脳展、COMPUTEX)が7日、閉幕した。主催した台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)によれば、会期中の来場者は延べ8万5179人で、昨年より7割増加したという。
TAITRAは、日本や米国、中国、韓国からの来場者もいたと説明。今年は人工知能(AI)などをテーマにし、世界からの注目を集めたと強調した。
会場ではインターネットに接続しなくてもAI機能が使える新型パソコンの他、自動車の運転席をスマート化した「インテリジェントコックピットソリューション」などが展示された。
また被写体を3次元で動画のように撮影するシステムやAIアルゴリズム技術なども紹介された。