(台北中央社)台湾の優れた製品や技術が一堂に会するイベント「台湾エキスポ」が来月9日~11日、東京都内で開催される。日本の最新産業動向を踏まえ、台日企業の協力可能性を引き出そうと、スマートヘルスケアやメタバースなどの11分野で計260のブースが集まる。
主催する台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)によれば、同イベントはこれまでにマレーシアやインドネシア、米国などの7カ国で18回行われており、今回は成熟市場拡大戦略の一環として日本で初めて開催することが決まった。会場は新宿住友ビル三角広場。
双方における科学技術の相互補完の優位性を発揮し、互いの産業の結び付きを強めようと会期中、「台日半導体産業連携フォーラム」、「台日メタバース産業連携フォーラム」も実施される。
同イベントのPR広告が近頃、東京新宿のビルに登場。専門の眼鏡をかけなくても見ることができる奥行きのある3D広告には、優れた台湾ブランド製品に贈られる賞「台湾エクセレンス」(台湾精品)のマスコット、福熊くんが本塁打を打ったりする姿が映っており、行き来する人々の注目を集めている。