中国が受け取り拒否のリトアニア産エバミルク、台湾企業が買い取り

2022/01/11 16:16
台湾に届いたリトアニア産エバミルク=甘田食品科技提供
台湾に届いたリトアニア産エバミルク=甘田食品科技提供

(新竹、台北中央社)中国から受け取りを拒否されたリトアニア産エバミルクを台湾の食品メーカーが買い取ったことが10日、分かった。台湾とリトアニアの両政府の協力ですでに約1000箱が台湾に到着した。外交部(外務省)の欧江安(おうこうあん)報道官は11日、今後も引き続き、リトアニア製品の台湾での販路拡大に協力していく方針を示した。

リトアニアの首都ビリニュスに台湾の代表機関「駐リトアニア台湾代表処」が設置されて以降、リトアニアは中国から報復行為を受けている。中国はリトアニアとの外交関係を「代理大使級」に格下げすると表明したほか、中国向けに輸出されたリトアニア製品を通関で足止めするなど圧力を強めている。

エバミルクを購入したのは甘田食品科技(新竹県)。量はコンテナ1個分に上る。同社の責任者は中央社の取材に対し、購入したエバミルクで香港式ミルクティーなどを製造し、世界に販売する考えを示した。責任者は台湾在住30年以上の香港人で、リトアニア産のエバミルクとスリランカ産のブレンド茶を合わせてみたところ、「懐かしい味」が出来上がったという。

開発した香港式ミルクティーは、リトアニア国旗の「黄、緑、赤」を取り入れたデザインでパッケージングする予定。リトアニアの台湾への応援を象徴すると同時に、リトアニアを応援する同社の思いも表現したいとしている。

(郭宣彣、鍾佑貞/編集:名切千絵)

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