(東京中央社)李遠(りえん)文化部長(文化相)は6日、2025年の大阪・関西万博に合わせ、日本で文化芸術イベントを開くと明らかにした。今年7~8月のパリ五輪期間中に行われた文化プログラム「文化オリンピアード」に続き、再び世界に台湾を見てもらうとしている。
李部長は、文化部(文化省)が大阪市中心部で文化テクノロジーや児童青少年の将来性を紹介する他、視覚芸術の展示、パフォーマンスや物販なども行うとした。
来年は万博の開催に加え、東京・虎ノ門にある台北駐日経済文化代表処台湾文化センター設立10周年の節目だとし、年間を通じて日本で祝賀イベントを行うと説明。大阪アジアン映画祭への参加や京都国際マンガミュージアムでの展示実施、台湾フィルハーモニック(国家交響楽団、NSO)の大阪公演なども含まれるとした。
また27~29日に東京で開かれる「六本木アートナイト2024」では、台湾に焦点を当て、アーティストによるプログラムを披露する取り組みが行われる他、10月14~27日には埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムで台湾のアニメや漫画をテーマにした企画展を行うと語った。