(台北中央社)台北市内で開催中の本の見本市、台北国際ブックフェアで21日、李登輝(りとうき)元総統に関する書籍の発表会と座談会が開かれた。李氏の次女で李登輝基金会の董事長(会長)を務める李安妮(りあんじ)氏は「3つの父」を軸に、学者、政治家、市民社会でそれぞれ異なる李氏の顔を紹介し、最も残念なのは父娘の日常の会話を記録していなかったことだと明かした。
発表会は国史館(台北市)が開いたもので、林佳竜(りんかりゅう)総統府秘書長や228記念基金会の薛化元(せつかげん)董事長らも出席した。
(温貴香/編集:名切千絵)