台湾の木材で家具を 東部・花蓮の芸術家らがブランド 深い色が生む温かみ

2022/06/22 19:15
芸術家の仲間と共に家具のブランド「相思台湾」を立ち上げた林満津さん
芸術家の仲間と共に家具のブランド「相思台湾」を立ち上げた林満津さん

(花蓮中央社)東部・花蓮の芸術家らが立ち上げた、台湾産の木材を使った家具のブランド「相思台湾」。「タイワンアカシア」とも呼ばれるソウシジュ(相思樹)の他、ヒノキやケヤキ、スギなどを加工しテーブルや椅子にする。発足メンバーは、台湾の木材こそ台湾の人々に合っていると話す。

花蓮市内の画廊で22日、ブランド発表の記者会見が開かれた。お披露目された椅子は深い色味でずっしりとした雰囲気を醸しつつ、背もたれにはカーブのかかった木材が放射線状に配置されており、柔らかな印象も同時に感じさせる。

台湾が原産地とされるソウシジュ。発足メンバーの1人である林満津さんによると、ソウシジュは枝が多く、大きな家具にしにくいと言われていると指摘。硬いが弾力性を持ち、家具にする際には先に蒸して必要な曲線を作り出す必要があるという。

林さんは、寒い土地で育った明るい色合いの木材が使われる北欧の家具と異なり、亜熱帯のソウシジュは色が濃くて重厚感があるため、温かみが感じられると説明。このような木材こそ台湾人の特質に合っていると語った。

農業委員会(農水省)林務局花蓮林区管理処の黄群策処長はあいさつで、台湾の木材の自給率は0.5%に満たず、大部分が海外のものに頼っていると指摘。だが台湾には木材の生産力があり、木材は再生可能な資源だとし、林さんたちが芸術によって木材の価値を高め、地元で利用していることは奨励に値するとたたえた。

(李先鳳/編集:楊千慧)

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