(台北中央社)国防部(国防省)は10日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ27機と軍艦延べ9隻、公船延べ5隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。10日は国慶日(中華民国の国家の日)に当たる。
飛来した軍用機のうち延べ15機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線を越え、台湾の北、中央、南西の空域に進入した。国軍は軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し対処したという。
中国は10日のロケット発射も予告していた。国防部は8日、ロケットは台湾の防空識別圏(ADIZ)上空を通過する見通しを示している。