中国で2017年に国家政権転覆罪で懲役5年の実刑判決を受け、先月中旬に刑期を終えて台湾に戻った非政府組織(NGO)活動家、李明哲さんが10日、台北市の立法院(国会)で記者会見を開き、帰国後初めて公の場に姿を見せた。李さんは拘束されている間、中国当局から両岸(台湾と中国)間のスパイ交換について何度もほのめかされたことを明かし、「断固としてスパイ罪を認めなかった。これは政府を巻き込むことになるから。自分の国を売ることはできなかった」と話した。
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