大阪市内で2日から開催されている文化部(文化省)主催の台湾文化PRイベント「We TAIWAN」で、同イベントのマスコット「a-We」(アウィー)のグッズが人気を集めている。グラングリーン大阪内「VS.」で行われる展示の一つ「台湾スペクトル」は開幕当日、開場前から行列ができる盛況ぶりだったが、客のほとんどがアウィーのグッズをお目当てに訪れた人々だったという。
南部・高雄市出身で京都府在住の王柔涵さんは中央社の取材に応じ、先着50人に配られる限定ステッカーのために朝早く家を出て、開場1時間前から並んだと明かし、「これほど多くの日本人が並んでいるなんて」と驚いた。
また、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズをいくつも身に付けていた大阪府在住の日本人女性は、台湾が大好きで、万博で台湾が民間企業として出展している「テックワールド館」も何度も見に行ったという。アウィーはミャクミャクよりもかわいいくらいだと話した。
売れ筋はぬいぐるみキーホルダー。カプセルトイやメードインタイワンの靴下、スマートフォンケースなどもよく売れていた。
来場者はグッズだけでなく、展示にも驚嘆を受けている様子だった。没入型のビジュアルシアター「台湾本色」では、アウィーグッズと共に写真を撮る人も見受けられた。