南部・高雄市の生産者団体「祥鶴農産品生産合作社」は昨年、同市政府農業局の協力の下で新たな品種のメロン8種の試験栽培を行った。試験を行った8種から「天使」を選び、今年末から生産を拡大する。同局が1日、報道資料で紹介した。
祥鶴農産品生産合作社は高雄で200ヘクタール以上の栽培面積をかかえ、メロンやスイカなどのウリ科に注力して生産している。
同合作社は「天使」について外観は白く果肉はオレンジ色で、さわやかな甘さが特徴だと説明。外観や甘さ、食感の面で競争力があり、新たな市場の創出に期待ができるとした。
農業局の姚志旺局長は、今後も生産者団体を支援し、産業の強靱(きょうじん)性を強化していきたいとしている。