台湾の郵便事業を担う中華郵政は9日、台湾各地の名所を紹介する記念切手セット「宝島風情」シリーズの新竹版を15日に発売すると発表した。4枚1セットで、北部・新竹市と新竹県の名所が1枚に1カ所、プリントされている。
1枚目には国定古跡に指定されている新竹駅の駅舎が選ばれた。1913(大正2)年に完成したもので、現役の駅舎としては台湾最古だという。2枚目には同じく国定古跡の城門「竹塹城迎曦門」が、3枚目には33(昭和8)年完成の関西東安古橋が、4枚目には新豊紅樹林(マングローブ)生態保護区のがそれぞれ採用された。
額面は8台湾元(約39円)と12元(約58円)が2枚ずつで、セットの販売価格は40元(約192円)。