(台北中央社)台湾で21日未明にマグニチュード(M)6.4の地震が起きて以降、地震が相次いでいる。27日には午前9時58分までに東部・台東県や南部・台南市を震源とするM4.5以上の地震が4回起きた。中央気象署(気象庁)は、今後1~2週間以内は規模の比較的大きい地震が起きる可能性があるとの見解を示した。
27日午前8時18分に起きた東部・台東県台東市を震源とするマグニチュード(M)5.2の地震では、台東県や南部・屏東県で最大震度4を観測した。
気象署地震観測センターの関係者は、一連の地震はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの活動と関連があると説明。21日に起きたM6.4の地震を含め、それ以降、27日午前8時37分までに119回の地震が起きたと語った。また地震の発生数は日がたつにつれて少なくなっているとした。