(桃園空港中央社)日本航空は3日、北部・桃園市の桃園国際空港で七夕イベントを行った。成田行きJL802便の搭乗待合室には笹が設置され、乗客が短冊に願い事を書き込んだ。
イベントは新型コロナウイルス後の台日友好関係を盛り上げるために実施。一部のスタッフは浴衣姿で応対し、七夕のムードを演出した。同社の関係者によると、新型コロナの水際対策が解除されて以降、台日間の往来は日増しに頻繁になっており、訪日の目的ではビジネスと観光がそれぞれ約半数を占めているという。
短冊には健康や金運上昇、学業成就などに関する願い事が書かれた。笹と短冊は後日、宮城県仙台市の大崎八幡宮に奉納される予定。
日本での研修に参加する予定だと話す大学生の彭さんは、4年以上出国しておらず、今回の訪日を通じて、日本人と交流し、日本の企業文化を学びたいと語った。
また最近生まれた孫に会うため、成田経由で米ボストンに向かうという林さんは、孫の健やかな成長を祈ったと話した。