(台北中央社)台北松山空港に4日夜、愛媛県松山市の松山空港からのチャーター便が到着した。乗客179人は4泊5日の観光を楽しむ予定で、今年は台北市で開催される元宵節の恒例行事「台湾ランタン祭り(台湾灯会)」も訪れる。
両市間では2013年にチャーター便が初めて運航された。19年には桃園-愛媛・松山間で定期便が就航したが、近年は新型コロナウイルスの影響で運休している。
空港で乗客を出迎えた蒋万安(しょうばんあん)台北市長は、台北市と愛媛県松山市は良いパートナー関係を築いてきたとし、台北市のランタンフェスティバルにも同市が作品を提供し続けていたことに言及。新型コロナの影響下でも台日間の深い友情が示されてきたと語り、コロナ後の観光振興に力を注ぐ姿勢を示した。
愛媛県観光国際課の河上芳一課長は、台湾ランタン祭りを通じて台北の美しさを感じ、台湾との友情を深められることに期待を寄せた。