海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)東部分署第一三岸巡隊は23日、東部・台東県の海岸で、台風18号の接近に伴い立ち入りが禁止されていたにもかかわらず進入したとして、男2人を検挙した。今後台東県政府によって、最大25万台湾元(約122万円)の罰金が科される可能性がある。
海巡署の関係者によると、台東県災害対策センターは台風の接近に伴い21日午後から海岸や渓流、山地などへの立ち入りを禁止していた。だが23日午前7時過ぎ、パトロール中の職員が、成功鎮白守蓮一帯に男2人が進入しているのを見つけたという。
東部分署は、台風接近時に県や市が設定した立ち入り禁止エリアに未許可で進入した場合、災害防救法55条違反で、5万元(約24万円)以上25万元以下の罰金が科されると説明。身の安全を守るよう呼びかけた。