アプリで読む
ダウンロード

地震被害の台南・楠西区で復興ねらい「小旅行」 日本の大学生らも参加し支援/台湾

2025/03/09 18:49
福岡工業大学からの訪問団を歓迎する台南市・楠西区の関係者ら=同市政府提供
福岡工業大学からの訪問団を歓迎する台南市・楠西区の関係者ら=同市政府提供

(台南中央社)1月21日に南部・嘉義県大埔を震源として起こったM6.4の地震では、同県に隣接する台南市楠西区でも家屋や農作物に被害があった。同市政府客家事務委員会は8日、「楠西再生・関懐(思いやり)小旅行」のプロジェクトを始動し、福岡工業大学の教員と学生を招き、台湾の学生や地域住民と交流した。

同委員会によれば、プロジェクトには高雄科技大学の創新設計学部と外国語学部応用日本語学科が協力。同大は昨年にも福岡工大と交流した。学生らは地域の里長(町内会長)や果樹園の園長など地域住民の熱い歓迎を受けたという。

同委員会は、楠西区には豊かな自然資源と、台湾を構成するエスニックグループの一つ、客家の文化資産があると説明。地方創生の流れの中で、国際交流や若者の参入を通じてイノベーションを引き起こす必要があるとした。その上で、今回の小旅行で得られたアドバイスを通じて、文化の深みや観光価値を備えた客家集落の発展モデルを構築したいとの考えを示した。

(張栄祥/編集:田中宏樹)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
197