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インフルエンザ患者が増加 高齢者のワクチン接種呼びかけ/台湾

2024/12/25 13:35
インフルエンザの感染状況について説明する疾病管制署の曽淑慧報道官(左)=2024年12月14日、台北市
インフルエンザの感染状況について説明する疾病管制署の曽淑慧報道官(左)=2024年12月14日、台北市

(台北中央社)衛生福利部(保健省)疾病管制署の曽淑慧(そしゅくけい)報道官は24日、先週インフルエンザ様疾患で外来診療を受けた人の数が延べ9万4882人に上り、前週の延べ8万1399人より16.6%増えたと明らかにした。今週にも流行期に入るとみて、高齢者のワクチン接種を呼びかけた。

同署によると、先週40代から80代までの6人が死亡し、うち4人がワクチンを接種していなかった。また新たに30代から80代までの23人が合併症で重症となり、うち17人がワクチンを接種していなかったという。

曽報道官は、感染のピークは旧正月(来年は1月29日)前後と予測していると強調。また冬はクリスマスや年越し、親族訪問・旅行などのイベントが多く、感染症の拡散リスクが高まるとして警戒を求めた。

(曽以寧/編集:齊藤啓介)

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