(台中中央社)中部・台中市大肚区にある建設中の倉庫で19日午後に起きた火災。負傷者が搬送された病院の発表などによると、死者は4人になった。台中市政府消防局は、依然数人の安否が分かっていないとして、捜索を続けている。
梧棲区の童綜合医院には7人が搬送されたが、心肺停止の状態だった男女2人が死亡した。3人を受け入れた沙鹿区の光田綜合医院では、心肺停止の状態だった外国人1人の死亡が確認された。また現場で1人の死亡が確認された。
同消防局は、重機を出動させて、安否の分かっていない数人の捜索に当たるとしている。
火災発生時、現場には30人余りの作業員がいたとみられる。同消防局の孫福佑局長は報道陣の取材に、火災は地下室で起き、建物内に多くの発泡スチロールの板が置かれていたことで延焼が速かったとの見方を示した。