(台北中央社)台北市内の商業施設建設を巡る汚職事件で勾留されている第2野党・民衆党主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長について、台湾台北地方法院(地裁)は1日、勾留を2カ月延長し、接見と通信を禁止する決定を出した。
柯氏は今年9月5日に勾留された。勾留満期を前に、台湾台北地方検察署(地検)は先月25日、口裏合わせの恐れがあるとして勾留延長を請求していた。
台北地裁は1日、柯氏に証拠隠滅や口裏合わせの恐れがあると認定し、勾留延長が正当と判断した。勾留は5日から2カ月延長される。
(林長順/編集:名切千絵)