(台北中央社)台北市にある総統府前のケタガラン(凱達格蘭)大道で8日、中華民国国慶日(国家の日)を祝うプロジェクションマッピングの点灯式が行われた。10日まで「諸葛四郎」や「魔法阿媽」など台湾漫画・アニメ43作品を題材に、異なる世代の集合的記憶をつなげ、台湾の創作力をアピールする。
プロジェクションマッピングは非政府組織(NGO)、中華文化総会(文総)が主催した。期間中は午後6時45分(10日は同30分)から同9時50分まで15~20分ごとに映像を上映する。
点灯式には頼清徳(らいせいとく)総統や韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)らが出席した。
政府は近年、漫画産業の発展を積極的に推進。中部・台中市では2029年の正式開館を予定する国家漫画博物館で先行公開が行われている。