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洋上風力発電の工事現場でCO2漏れ 14人搬送 5人が意識不明/台湾・彰化

2024/08/20 17:18
二酸化炭素の噴出事故が発生した洋上風力発電設備の建設現場=2024年8月20日、彰化・彰浜工業区で中央社記者呉哲豪撮影
二酸化炭素の噴出事故が発生した洋上風力発電設備の建設現場=2024年8月20日、彰化・彰浜工業区で中央社記者呉哲豪撮影

(彰化、台中中央社)20日午前、中部・彰化県の臨海工業団地、彰浜工業区内にある洋上風力発電設備の建設現場で二酸化炭素(CO2)が漏れ、作業員14人が病院に搬送された。5人が意識不明の状態で、このうち3人が病院到着前に心肺停止の状態になっていた。この3人は救命処置により一命を取り留めたが、依然として不安定な状態にあるという。

彰化県消防局によれば、残りの9人は意識がはっきりしており、すでに1人が退院した。

事故は同日午前10時ごろ、消火設備の設置作業中に発生した。同県消防局によると、現場には二酸化炭素を用いた消火剤の貯蔵容器約200本が設置されており、消火剤の充填中に不手際によって二酸化炭素が噴き出したという。

(呉哲豪、郝雪卿、鄭維真、姜宜菁/編集:荘麗玲)

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