(台北中央社)台湾の今年6月の出生数は1万440人で、前月比728人減となったことが10日、内政部(内務省)が発表した統計で分かった。同月末時点の総人口は2341万2899人で、6カ月連続で減少した。
今年6月には新生児が4分6秒に1人生まれた計算になる。人口千人に対する出生数の割合を示す粗出生率は5.44。県市別では中部・雲林県が11.12で最高。北部・基隆市の3.27が最低だった。
今年1月から6月までの出生数は6万3874人。2023年通年の13万5571人の半分に達しておらず、今年通年の出生数は23年を下回る恐れがある。
6月の死亡数は1万4922人。人口千人に対する死亡数の割合を示す粗死亡率は7.78。県市別では南部・嘉義県が12.58で最高。離島・連江県の4.36が最低だった。