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台湾版#MeToo/アーロン被告に懲役7月 執行猶予3年 未成年の性的動画撮影や配布/台湾

2024/05/30 15:11
アーロン被告。被害者の男性が開いた会見で=2023年6月21日、台北市
アーロン被告。被害者の男性が開いた会見で=2023年6月21日、台北市

(台北中央社)未成年の男性との性的動画を撮影、所持、配布したとして児童・少年性的搾取防止条例違反(製造、配布、所持)の罪に問われた歌手で俳優のアーロン(炎亜綸、本名・呉秉孺)被告に対し、台湾士林地方法院(地裁)は30日、懲役7月、執行猶予3年の判決を言い渡した。懲役刑は罰金支払いでの代替が可能。

台湾士林地方検察署(地検)によれば、被告は2017年に当時18歳未満だった被害者と知り合い、相手の男性が未成年だと知りながら、男性との性行為を自宅でスマートフォンを用いて動画で撮影した。また、被告は動画を理由なく所持し、2人のネットユーザーに送信したという。被害者の男性が昨年6月に告発し、被告は同11月に起訴されていた。

今年3月には被害者の男性との示談が成立している。示談金の額については公表していない。

(謝幸恩/編集:名切千絵)

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