(台中中央社)最大野党・国民党所属の盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長は24日、同市内で報道陣の取材に応じ、同党の党主席(党首)選に立候補しない方針を明らかにした。朱立倫(しゅりつりん)現党主席が23日、盧氏に次期党主席就任を要請すると語っていた。
盧氏は、台湾は米国の関税による重大な打撃に直面しており、特に台中など中部の産業に影響が大きいと言及。自身が台中に残る必要があるため、党主席選には出馬できないと強調した。
(郝雪卿/編集:田中宏樹)