(キャンベラ中央社)日本の鈴木量博駐オーストラリア大使は28日、台湾海峡の平和と安全は日本にとって極めて重要であり、これは日本の一貫した立場だと述べた。豪キャンベラで開かれた国際会議への参加後に中央社の取材に応じた。
鈴木氏は中央社に対し、米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)の第2の柱である先進能力分野に関して、日本としての強い関心を表明。AUKUS諸国と協議し、今後の協力の具体的な方向性について探っている最中だと説明した。
国際会議はドイツのシンクタンク「コンラート・アデナウアー・シュティフトゥング」のオーストラリア事務所が、オーストラリアと太平洋の安全保障をテーマに開いた。鈴木氏は基調講演を行った。