(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は30日、実力をもって実現した平和こそ真の平和だと述べた上で、台湾は民主主義と自由を大切にし、平和のかじ取りになると強調した。
来月3日の軍人節(軍人の日)を前に行われた国防部(国防省)主催の表彰式で述べた。頼氏は表彰を受けた全ての軍人は国の安全と主権を守るのに必要不可欠な力だとして感謝を表明。政府と共に国軍の最も強力な後ろ盾になるよう各界に呼びかけた。
台湾海峡の平和と安定は世界の繁栄に欠かせない要素であることについても言及。同地域の平和的発展のためにも台湾は平和のかじ取りにならなければならないと訴えた。さらに、軍民が一体となって国を守る決意を世界に示そうと、台湾は引き続き自己防衛力を高めていくと語った。