(台北中央社)外交部(外務省)は16日、自民党青年局の訪問団が19日から23日までの日程で台湾を訪問すると発表した。一行は青年局長の鈴木貴子衆院議員を団長とし、頼清徳(らいせいとく)総統や蕭美琴(しょうびきん)副総統らと面会する。同部は訪問団の来訪に「心からの歓迎」を表明した。
同部によれば、国会議員8人を含む総勢70人余りの訪問団は韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)や台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長らとも面会予定。また4月の地震で被災した東部・花蓮を訪れ、復旧の状況を視察するとともに観光振興の推進などに協力するという。
青年局の訪問団は4月末~5月初めにも訪台し、鈴木氏らが当時の蔡英文(さいえいぶん)総統らと会談していた。
外交部は、自民党青年局の訪台は台湾への重視を示すものだとし、台日の各分野での実質的協力関係のさらなる深化に寄与するとした。