(台北中央社)日本を訪問した立法院(国会)の超党派議員団は3日、大分県内で行われた「日本・中華民国(台湾)国会議員親善サッカー大会」に参加し、日本の国会議員らと共にボールを追って友好を深めた。結果は5-9で日本の勝利だったが、議員団を率いた江啓臣(こうけいしん)副院長(副議長)は「最大の勝者は台日の友情だ」と語った。
大会は日本の「サッカー外交推進議員連盟」が台湾側を招待し、初めて実現した。台湾からは最大野党・国民党から江氏を含め6人、与党・民進党から5人、第三党・民衆党から1人が参加した。
江氏はフェイスブックで、今回のサッカー大会を通じて両国の友情がさらに深まっただけでなく、両国民がサッカーやその他の競技、大会に関心を持つきっかけにもなっただろうとコメント。「スポーツは国力そのものだ」とした上で、スポーツ産業の発展やアスリートの育成への関心は党派を跨ぐコンセンサスだとした。