(台北中央社)自民党の滝波宏文参院議員を団長とする同党参院議員団一行8人が2日から5日までの日程で訪台する。外交部(外務省)が2日、発表した。同部によれば、一行は韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)と面会する他、北部・新北市にある李登輝(りとうき)元総統の墓を参拝する。同部は、議員団の訪台は実際の行動で参議院の台湾に対する友好と支持を示し、台日両国のパートナー関係のさらなる深化に寄与するものだとし、「心からの歓迎」を表明した。
同部によれば、一行は滝波氏と吉川ゆうみ参院議員が立ち上げた参議院の親台派組織のメンバー。滝波氏は長年にわたって台日間の国会や地方の交流を推進する他、外交上でも台湾を支持する発言を行っている。
一行は滞在中、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)や南部・高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長とも面会する予定。高雄では安倍晋三元首相の銅像が置かれる紅毛港保安堂にも足を運ぶという。