ブダペスト市長、台湾との関係「強化する余地ある」=中央社インタビュー

2021/10/29 14:28
ブダペストのカラーチョニ市長=本人のフェイスブックfacebook.com/karacsonygergelyから
ブダペストのカラーチョニ市長=本人のフェイスブックfacebook.com/karacsonygergelyから

(台北中央社)ハンガリーの首都、ブダペストのカラーチョニ・ゲルゲイ市長は中央社の書面インタビューに応じ、台湾とハンガリーには協力関係を強化する余地があるとの考えを示した。

カラーチョニ氏は2019年の統一地方選挙で野党の支持を受け、連立与党が支持する現職を破り市長に当選。今年1月には新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した北部・桃園市に対し、ツイッターで応援のメッセージを送ったほか、同6月にはブダペスト市内に中国の復旦大学がキャンパスを設置する計画に抗議するなど、中国と距離を保つ言動が目立つ。

カラーチョニ氏は、ハンガリーの現政権は中国との関係強化を進めながら、人権問題や一方的な行動、国際規範に違反する行為などに対してなんら批判の声を上げていないと苦言を呈した。また最新の調査結果を挙げ、実際には半数のハンガリー国民が中国に批判的であるとの認識を示した。

近年、一部の中欧・東欧諸国は台湾への支持を表明し、関係を強化する意欲を見せたことで中国からの圧力に直面している。カラーチョニ氏は、これらの成り行きを「もちろん認識している」とし、中国がどの国にも大きな影響力を持っていることを理解しているとしながらも、台湾との協力を強化する余地があると述べた。

またハンガリーで来年に迫った総選挙については、野党が勝利し、政権を握った場合、世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)などの国際機関への台湾の参加といった発展の可能性がある分野に焦点を当てるべきだと強調。新型コロナ対策を例に、台湾の参加は国際社会にプラスの影響をもたらすとの見方を示した。

台湾とハンガリーの協力に関しては教育、科学技術、デジタル化、環境保護の分野で関係を深めたいと期待を寄せた。

(鍾佑貞/編集:齊藤啓介)

私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。