蔡総統、外国要人と相次ぎ面会 仏元国防相に勲章、豪元首相は台湾TPP加入支持

2021/10/07 16:13
蔡総統(右)から勲章を授与されたリシャール元仏国防相
蔡総統(右)から勲章を授与されたリシャール元仏国防相

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は7日、台湾を訪問中のアラン・リシャール元仏国防相が率いる議員団や、オーストラリアのアボット元首相と相次いで台北市の総統府で面会した。リシャール氏には友好関係の深化に貢献したとして「特種大綬卿雲勲章」を授与。アボット氏は台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入に支持する姿勢を示した。

仏台友好議員連盟の会長を2015年から務めるリシャール氏。台湾との関係促進に尽力しており、訪台は3度目。当初は今夏に訪台する予定だったが、中国側から圧力をかけられていたことが今年3月に明かされた。

蔡氏は、非常に意義のある訪問で台湾への支持を示してくれたと感謝。リシャール氏に対しては、台湾に関心を寄せ続け、圧力に屈さず、厳格な新型コロナウイルス対策にも協力してくれたと言及し、非常に感動したと語った。

また、フランスが国際的な場で台湾海峡の平和と安定の重要性への関心や台湾の国際参加への支持を示したことにも感謝し、インド太平洋地域の平和と安定の確保のため、フランスと共に貢献していきたいとの立場を表明した。

アボット氏との会談では、日米豪印4カ国(クアッド)が台湾の安全について協議していることに触れ、台湾も「地域と平和の安定を引き続き守るため、貢献していきたい」と言明。自由の価値観を共有する全ての民主主義のパートナーと協力を深めていく姿勢を示した。また、アボット氏が台湾のTPP加入に支持を表明したことに感謝した。

アボット氏は、オーストラリアなどの国々が台湾のためにできることは関係を深化させていくことだと指摘。また、台湾がTPPに加入すれば、民主主義の価値をより示せると語り、加盟国に台湾の参加を支持するよう呼び掛けた。

(葉素萍/編集:楊千慧)

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