台湾では17日、旧正月(春節)を迎える。この時期には高級スープの「佛跳牆」がおせち料理として欠かせないが、カロリーが高くなりがちでネックとなっている。衛生福利部(保健省)国民健康署はこれを受け、植物由来の佛跳牆を紹介し、人々に摂取を呼びかけた。
10日、PR記者会見を開いた。主な食材にはきのこ類のエリンギやしめじ、ブナピー、ヤマブシタケなどが含まれ、砂糖の代わりにクコの実、ナツメ、干し龍眼が使用された。また、ゆばも揚げ物や加工食品に取って代わった。
この料理をデザインしたシェフによれば、調理の際、いい香りが調理場を満たし、みんなわれ先に試食しようとした。試食したシェフたちは「とてもベジタリアン料理とは思えないほど濃厚な味わいだ」と驚きを隠せなかったという。
会見に出席した栄養士の陳盈君さんは、この料理のだしはキャベツやハクサイ、ニンジン、セロリ、干しシイタケなどから取ったものと言及。砂糖の不使用でさっぱりとした爽やかな味が楽しめる他、きのこ類に含まれる多糖が免疫力を高められるなど、メリットを説明した。
カロリーについては、アワビやフカヒレ、干し貝柱、揚げた食材が多く使われる従来の佛跳牆の場合、約1200キロカロリー、植物由来の佛跳牆は約170キロカロリーだとした。
(編陳婕翎/集:荘麗玲)