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離島・金門の開業医、野鳥の観察情報を長年記録 珍鳥メジロモリムシクイも初確認

2026/01/17 13:27
離島・金門で観察された珍鳥のメジロモリムシクイ=洪廷維さん提供
離島・金門で観察された珍鳥のメジロモリムシクイ=洪廷維さん提供

中国・福建省にほど近い離島・金門には飛来する野鳥を長らく観察してきた愛鳥家がいる。10年以上にわたって珍鳥の観察情報を記録してきた洪廷維さんだ。台湾本島でも金門でもめったに見られない珍しい鳥のメジロモリムシクイの飛来を複数回確認している。

洪さんは開業医であるかたわら、毎日、自身が観察した野鳥の写真や鳴き声などのデータを、世界最大の市民参加型野鳥観察データベース「eBird」(イーバード)に投稿している。すでに3000日以上この作業を続けており、投稿データのうち、金門での観察記録は数万件に上る。

洪さんによれば、金門は野鳥が福建省の高い山や高緯度地域から南下し越冬する際の中継地となることから、多くの珍鳥を観察できる。2016年にはメジロモリムシクイを初めて確認し金門のみならず、本島にとっても初の観察記録となった。金門では23年にもメジロモリムシクイが姿を見せたという。

洪廷維さん=中央社記者呉玟嶸撮影
洪廷維さん=中央社記者呉玟嶸撮影

堤防の整備や樹木の伐採などにより、金門ではこの10年来、鳥類の生息地の破壊が進んでいると洪さんは話す。これまでよく野鳥が現れる人工湖の「慈湖」では、10年前と比べ、観察できる鳥類は少なくとも20種類は減ったとも語った。

「美しい鳥を見たら楽しいと思わない?」と洪さん。鳥類の生息環境が悪化する中、「金門のためにより多くの記録を残したい」としている。

(呉玟嶸/編集:荘麗玲)

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