離島・澎湖県で初めてとなるイチゴ園「秧米」が3日、オープンした。海に近い立地で潮風を浴びて育ち、甘みと酸味のバランスがよく仕上がっているという。
同県の陳光復(ちんこうふく)県長はオープンニングセレモニーで、澎湖は1年を通して風が強い他、潮風に塩分が含まれ、水源が限られるなどの農業制限を受けていると言及。こんな悪条件を克服しイチゴの栽培に成功できたのは得難いことだとあいさつした。
秧米は敷地面積約1916平方メートル、約5000株のイチゴが植えられている。観光や教育、農業の特色を持てるよう、イチゴ狩りの他、園内解説や生態教育、DIY体験、スイーツ商品の開発などが行われる。イチゴ園の付加価値を高めようと、トマトなどの農作物も栽培する。
オーナーの曽右鑫さんは東部・花蓮県の出身。澎湖で兵役に就き、除隊後、澎湖在住の女性と結婚し、地元で農業に携わることに決めた。同園が今後、食農教育と親子旅行を支え、ペットにもやさしいスペースになればと期待を寄せている。
入園には将来的に、インターネットでの事前予約が導入されるという。
(編集:荘麗玲)
