2月のガス爆発で休業していた中部・台中市の百貨店、新光三越台中中港店が27日、約7カ月半ぶりに営業を再開した。午前10時半の開店と同時に、営業再開を待ち望んでいた人々が続々と店内に足を踏み入れた。
同店のテナントで20年以上働いているという女性は、休業期間中は家がないような感覚でつらかったと吐露。戻ってこれてうれしく、感動したと語った。
開店前から並んでいた客の一人は、周辺に住んでいて、日常の衣食住は全てここで済ませていたと言及。休業中は食事をするにも映画を見るにも不便で、開店を心待ちにしていたとした上で、この日はスマートフォンを買うつもりだと話していた。
ガス爆発では従業員の2人と、観光のために訪台していたマカオ籍の3人が死亡した。