中部・台中市の国立自然科学博物館前に恐竜のアニメーションが表示される歩行者用信号機が登場した。急ぎ足で歩いたり炎を吐いたりする様子が映し出され、行き来する人たちの目を引き付けている。
同市と同博物館が創意工夫を凝らして設置した。同館によれば、恐竜がデザインされた歩行者用信号機が計6基ある。青信号の時はスピードを上げて歩き、赤信号になった際は、地面を踏んだり口から炎を吐いたりする。
「自然科学博物館の近くだから、恐竜デザインの使用が“非常に分かりやすい”」「とてもかわいい」「より多くの交差点に登場してほしい」などと歩行者から好評の声が上がり、恐竜の可愛い動きをカメラに収める通行人の姿も複数見られた。
「道を渡り恐竜の写真を撮る際は、周囲の車両に注意するよう」と同館は呼びかけている。