中央気象署(気象庁)は26日、台湾最高峰の玉山に近い玉山観測所(標高約3845メートル)の敷地に霜が降りたと発表した。前線の通過や北東の季節風が強まった影響で気温が下がり、同観測所では同日午前7時に0.4度を観測した。
気象庁によれば、27日には大陸からの寒気団が南下。28日から30日の早朝にかけては寒気団と放射冷却現象の影響で、北部や北東部で冷え込む。その他の地域も朝晩は気温が下がる。
台北市の予想最低気温は、26日が14度、27日が13度、28~30日はいずれも12度。
(編集:田中宏樹)