南部・高雄市にある弥陀漁港の小さな公園「海岸光廊」で4日、猫や魚などの形をした大きな風船型のインスタレーションがお目見えした。市は海の幸などで漁港の魅力をアピールしている。
同市の五大漁港で11月から始まった海の幸や漁村文化などを楽しむ「大海開吃」と題した関連イベントの一環。第1弾は弥陀漁港を会場に、サバヒーなどの海鮮料理に加え、地元出身のイラストレーターCroter(洪添賢)さんが手掛けたキャラクター「猫董」やさまざまな魚をイメージしたアートを堪能できる。
同市海洋局によれば、これらインスタレーションの設営を行っている際にも多くの人々の目を引いているという。オブジェの展示は27日まで。期間中の週末などにはキッチンカーがある他、パフォーマンスやマーケットなども開かれる。
「大海開吃」の関連イベントは永新、興達港、前鎮、蚵子寮漁港でも行われる。来月8日まで。