台湾で広く信仰される航海の女神「媽祖」をかたどった熱気球が、米国・ニューメキシコ州の空に浮かび上がった。毎年恒例の台湾国際バルーンフェスティバル(台湾国際熱気球嘉年華)を主催する東部・台東県政府が、同州で今月9日から12日にかけて行われたアルバカーキ国際気球フェスティバルに参加し、実現した。
会場を訪れた駐ロサンゼルス台北経済文化弁事処の紀欽耀処長(総領事に相当)は「媽祖の気球は素晴らしい」と絶賛。今年の同フェスティバルでとても注目を集めており、多くの在米華僑が休暇を取って気球を見に来ていると話した。