南部・高雄市で台風の強風で向きがおかしくなった信号機が多く確認された。下に向いたままでライトが見えない他、歩行者信号の人型シルエットが逆さになるケースも見られた。
同市には3日午後に台風18号が上陸し、あちこちに大きな爪痕を残していった。同市政府交通局によれば、同局に寄せられた信号トラブルに関する通報は300件余り。復旧作業を急いだ結果、今のところ、100カ所余りで信号が正常に作動できるようになった。
同市の林欽栄副市長は4日、交通の流れが円滑になるよう、3日に風雨が弱まった後、毎日14組の人員が動員され信号のチェックと修復に当たっていると説明。日曜に当たる6日までに幹線道路の交差点に設置されている信号の復旧を目指す方針。
台風18号は4日午前5時ごろ熱帯低気圧に、同8時ごろ低気圧に変わった。