(東京中央社)紀伊国屋書店新宿本店で3日、台湾に関する本を紹介する「台湾本フェア」が始まった。文学やエッセー、ガイドブック、レシピ本など、台湾の食に関する本を中心に、台湾関連の近刊本を取りそろえている。
紀伊国屋書店と台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが共同で主催した。同様のフェアが行われるのは今年で3回目。8月下旬から10月にかけて、全国36店舗で順次開かれている。新宿本店では約1カ月間開催される予定。会場では、日本台湾教育支援研究者ネットワーク(SNET台湾)が監修した「台湾書旅~台湾の食文化を知るためのブックガイド」も配布されている。
この日の開幕式に出席した李逸洋(りいつよう)台北駐日経済文化代表処代表(大使に相当)は「このフェアを通じて両国の文化交流がさらに深まることを期待します」と語った。
開幕式には超党派議員連盟、日華議員懇談会(日華懇)会長の古屋圭司衆院議員や台湾文化センターの曽鈐竜センター長らも出席した。