(桃園中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズは29日、敵地・桃園野球場(北部・桃園市)で楽天モンキーズに8-5で勝利し、後期優勝を決めた。中信の半期優勝は19回目。平野恵一監督は「うれしい」としつつ、年間優勝に向けて気持ちを切り替えていくと語った。
後期優勝が決まると、中信の応援エリアだけでなく、内野席からも中信のチームカラーである黄色のテープが投げられ、ホーム球場さながらの雰囲気となった。
年間王者を決める台湾シリーズへの切符は、後期優勝の中信と前期優勝の統一ライオンズに加え、両チームを除いて年間通算勝率が最も高い楽天の3チームで争う。中信と統一のうち年間通算勝率が高いチームは台湾シリーズへの出場が確定し、もう一方と楽天は出場権をかけたプレーオフを戦う。
平野氏は、次の目標は年間通算勝率1位だとし、チームのために翌日から努力を続けていくと決意を示した。