中部・台中市の東海大学内にあるプロテスタント教会堂、路思義教堂(ルース・メモリアル・チャペル)が老朽化による改修工事を終え、一般公開を再開することになった。26日、記念式典が開かれた。
両手を合わせて祈りの仕草をする「合掌」をイメージて世界的建築家、イオ・ミン・ペイ氏と台湾人建築家の陳其寛氏が共同で設計したもので、1963年に落成した。同校のシンボルとなり、学生にとっての思い出の場所でもある。
2019年に国定古跡に指定されたが、築後60年を超え、老朽化が進んだため、2年前に改修工事が始まった。同校の張国恩校長はあいさつで同教会堂は自由や包容、信仰に対する同大の追求を示すものだと言及。より多くの人々に同建物の美しさや精神の奥深さを感じてもらえるよう、今後も一般公開を続けていくと語った。
式典では、同教会堂の聖なる空間に圧倒され、教会堂での結婚式を夢見たが、忘れてしまったという同校OBが、「できれば結婚50年目のとき、もう一度ここで式を挙げることができれば」と願う声も聞かれた。