中部・雲林県で施工業を営む夫婦が7日、バドミントン男子ダブルスの李洋・王斉麟組(麟洋ペア)がパリ五輪で金メダルに輝いたことを祝い、台湾風フライドチキン(鶏排・ジーパイ)400人分を無料で配った。
チキンを配った洪健雄さんはもともと麟洋ペアのファンだったといい、五輪2連覇を果たしてとても喜ばしく「中国に打ち勝ったのが気持ちいい」と話した。当初は300人分を配る予定だったが、その後チキン業者や地域住民の協力で数を増やした上に、紅茶400杯も配ることになった。
チキンを求める人の列の先頭に立ったのは、隣の嘉義県から駆け付けた女性。麟洋ペアの金メダル獲得を見てうれしく、チキンを食べてもっとうれしくなったと語った。