3日午後に道路脇の山肌が崩れ、寸断された北部・基隆市の幹線道路が10日、復旧作業を終えて、車両の通行が再開された。交通部(交通省)公路局北区養護工程分局の陳俊尭分局長は、崩れた山肌の補修工事については年末前の完成を目指すとした。
陳氏によると、土砂崩れの後、ショベルカー延べ57台、ダンプカー延べ370台、作業員延べ243人が復旧作業に当たり、当初の見込みより多い1万3248立方メートル分の土砂などを搬出したという。
また当面は監視員を置き、山肌に異常が見られた際には通行を規制するとした。
土砂崩れでは自動車9台とスクーター2台が巻き込まれ、2人が負傷した。